工務店企業さまからご依頼のセミナーが続きました。
『お住まいまみたん』主催
家フェスで
『片付けやすい収納の作り方』

『リフォームの前に!後悔ナシの片付け術』

少し内容は変えてお伝えしましたが
新築と、リフォーム
どちらもお伝えしたいのは
『収納を、沢山とるよりも、
今のご自身の荷物の量と 持ち方の棚卸しをすることが大切』ということです!
『棚卸し』をするということは、
単に『荷物を出して、減らす』ということだけでは無くて
『今、使いにくいなあ・・』とか
『どうして収納してもすぐ散らかるんだろう』という
原因をしっかりと考えることも含まれます。
そうでないと、仮に引っ越しを機に、
頑張って荷物を減らしても、また、
時とともに、散らかってきて溢れてしまうのです。
いえ、『散らかる』のは
生活している以上、必ず起こること。
なので、
大事なのは 溢れないように
『散らかっても、いかに楽に戻せるか』を
考えるのがPOINT!
昔の日本の家には
いわゆる「押入れ」や「階段下収納」のような
大雑把で大きい収納しかありませんでしたし、
大きいものは布団やお節句の飾り物くらいしかなかったので、
それで間に合っていましたのかもしれません。
(なんか、そう思うと昔の日本てシンプルライフですね~ イヤ、わたしは出来ませんが!)
ところが
今の日本では
食材、家電、趣味の道具、パソコン、テレビ、ソファ、テーブル、ベッド。。
TPOに合わせたお洋服、書類、などなど。。あげたらきりがないほど
沢山の種類のモノにあふれています。
なので、昔ながらの
奥行の深い収納や、大きい納戸部屋を作っても、
雑多なモノの大きさや使い勝手に合わない、ということになります。
そして、収納場所から使う場所が遠いと 面倒で出さない、使わない、戻さない ということになり
よほどの収納上手さんじゃないと、
どんどん散らかっていってしまいます。

深い収納を使いこなすにはテクニックが必要!
こういうときは収納用品にのちのち頼ることになります。。。
収納を作るときは
見た目の大きさ幅=間口についつい惑わされて
大きい収納をお家の端に作ってしまったりしますが
『中身に合わせた出し入れしやすい収納を通り道に作る』こと
=高さ、奥行、動線がとても大切です。
+プラス見逃せないPOINTは
家族それぞれで荷物量も使い勝手も全く違うということです!
モデルルームや雑誌などの収納はとても参考になりますが、
そのご家族の生活に合うかどうかをしっかりと
見極めることが必要。
やり方としては、現状で
例えばリビングにあるもの、収納に入っているもの、
入りきっていないモノも含めて何があるのか
書き出し&写真に撮って、
それがモデルの収納に入るか
シミュレーションしたり、
どれがリビングの近くで必要なのかを具体的に
お家を計画する専門の方とご相談することをおすすめします。
(そこに整理収納アドバイザーが居ればより良いですね^^!)
美容院に行っても、
『この髪型にしてください!』とか
『今はボリュームが無いのが悩みなんです』とか美容師さんに
写真や、今の困りごとを、イメージしやすい具体的な手段で伝えれば伝えるほど 思い通りの仕上がりに近づくんじゃないでしょうか。
(●●女優さんみたいにして!というのは難しいかも!( ;∀;)
女優さんって髪型もメイクもコロコロ変わりますから)
散らかっているから面倒くさいなあ・・
とにかく大きい収納を作れば、
次は散らからないよね!と思わずに
ぜひとも、持ち物リストをご家族で作って、
『棚卸し』してみてくださいね!
その時に、ぜひ一緒に考えていただきたいのが
「こんなに数がいるかな?」 「長年持ってたけど、もう要らないかな?」 と手放すことも少し頭に入れて、
荷物をすこ~し減らす方向で考えてみると、
新しいおうちの生活は
きっと快適になることと思います♪
そして、全部を叶える収納、というのは
全体のご予算などにもかかわるので
実はなかなか難しいことが多いと思います。
なのでこれだけは外せない!という
こだわりの優先順位もぜひ考えてみてくださいね
では
ENJOY お片付け!